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SPECIAL INTERVIEW 今月の喜多宝人〜会員企業紹介〜 (平成19年4月号)

一般の方々が使えるパッケージソフトの開発

及川 明 さん
株式会社 アクトジャパン
代表取締役 及川 明 さん

宮城県仙台市青葉区上杉二丁目9-23
TEL 022-225-2493
こちらよりホームページをご覧下さい。


■ 事務用印刷機1台から

私の社会人としてのスタートは電電公社(現在NTT)に採用になり、通信設備の維持やインフラを構築する仕事に携わる仕事で始まりました。その当時は長距離電話をかける際、交換手経由でなければ繋がらない地域もまだ残っていた時代でしたので、それを全国一律自動化する一端を担うプロジェクトは、私にとって大変にやりがいのある仕事でした。
しかし、大きな組織ですので転勤は避けて通れない状況の中で、本社転勤の内示があり、私は現在手掛けている仲間との仕事の継続を熱望していましたので、継続できないのであればと、若気の至りで公社を辞めてしまいました。その後、建築関係の企業で3年間務めましたが体調を崩し退職、自宅療養をしながら何の仕事に就こうかと考えておりました。私自身、無線技術士の資格があり地元のテレビ局からのお誘いも有り妻は強く私に勧めましたが、とにかく自分自身で何かをやりたいと思っておりましたので、再就職することはまったく考えませんでした。幸い父が大手万年筆の代理店に勤めながら、その会社の伝票などを作っていた関係から自宅に事務用印刷機が有り、両親にも手伝ってもらいながら、この機械を元手に妻と2人で仕事を始めたのが、私の社長業のスタートになりました。

■ 宮城県中小企業家同友会との出会い

印刷の経験も営業の経験もない私にとって、印刷業を軌道にのせるまでは大変でしたね。前職で面識のある企業や学校を訪問し営業をするのですが「建築から印刷とは」と困惑されたり、酷いときには塩をまかれたりお茶をかけられたこともありました。その時の悔しさがバネとなっておりますね。お陰様で多くの方々に支えられると同時に、好景気にも恵まれ3年目位からなんとか経営を軌道にのせることができました。
しかし、バブル経済崩壊後、急激に業績が悪化しこのままでは経営が立ち行かなくなると考えていた頃に、知人の紹介で宮城県中小企業家同友会と出合うことができました。同友会で「社長は誰でも成れるが、経営者は誰でも成れる訳ではない」ことを明確に教えられ、経営者として何もやれていなかった私は、正に目からウロコが落ちる気持ちでした。特に苦労しながら自社の経営理念・経営戦略・経営計画を手作りすることで、どの様な企業経営を目指せば良いのかが自分自身の中で明確になり、社員との信頼関係も増しました。
平成7年にデザイン部・平成12年にIT事業部・2年前からマーケティング部を立ち上げ販売促進支援、ホームページ作成、ロゴ・マークデザイン、バリアブル印刷から各種印刷(名刺、封筒、会社案内、パンフレット、DM、ポスター、資料印刷、定期刊行物、チラシ、シール、ラベル、パッケージ、カレンダー、賞状印刷等々)を業務とし、「私達、アクトジャパンは中小企業売上向上支援で、地域NO.1企業を目指しています。」をビジョンに掲げ、社員一丸となり会社経営に取り組んでおります。

■ 一生懸命に取り組む

私自身今までの拙い人生経験で感じることは、人との出会いの大切さです。多くの方々との出会いで大きな気付きや刺激を受け、本当に知らなかった色々な世界を体験でき自分自身を豊かにさせて頂いたと思っています。また、多くの物事に興味をもつ前向きの好奇心も大切ですね。仕事においても新しいアイディアとして活かすことが、たくさん有りました。
新しい試みとして2年前に立ち上げたマーケティング事業部は、人も少ないので私1人で立ち上げました。今迄の30年の経験だけで理論的科学的基礎がない私でしたので、1年間の準備をし、マーケティングに関する書籍を100冊以上読み、販促実践の場として「広告道場」の声掛けをしたところ、10名〜20名でやれればと考えていたところに、50名の方々に参加をいただき大変嬉しく思ったのと同時に、その責任の重さを痛感致しました。
本当に何事も一生懸命に取り組むことが重要であると認識させられました。始めは1人でも前向きに一生懸命取り組む姿を見て、誰かが共感をして助けてくれてその輪が広がり、大きな渦になって行きました。表向きのポーズではなく内面から滲みでる前向きな姿勢や、素直な気持ちは人の心を揺るがすのだと、この年になって改めてしみじみ実感する事ができました。一日24時間の内、最低8時間は仕事をし、寝る時間や通勤時間、食事などの時間を考えると、人生の多くの時間が仕事に使われています。人生に占める仕事の割合は非常に大きいわけで、だからこそ仕事は自分が成長する大切な機会にしなければと、私は考えています。
自分の命は明日どうなるか分からない、与えられたもので有ると考えれば、「働く事を通して自己実現を計り、お互いの人生を豊かにする私達でいたい。」、そんな拘わりの出来る幹部を育てて会社創りが出来れば、外部環境に左右されない強靭で楽しく、豊かな会社になって行くものと思っております。 私は今後も同友会の3つの目的でもある、「良い会社、良い経営者、良い経営環境」を目指して仕事に取り組み、私自身の自己実現を計っていきたいと考えております。

会社外観