
経営者の情報源 北法人会ビジネスニュース(2008年4月号)
知識も大事、知恵も大事、才能も大事。しかし、何よりも大事なのは熱意と誠意である。この2つがあれば、何ごとでもなし遂げられる。
(松下幸之助)
私は、経営者から後継者の育成や事業承継について相談を受けることがありますが、経営者にとって、後継者問題とは現在の事業運営に匹敵するほどの一大事業です。
後継者の育成や事業承継のために、経営者が伝えるべきこととは何でしょうか?
ある商店街でアンケート調査を行った時、その悩みの多くは後継者問題に端を発していることがわかりました。
ある経営者は会社から家に帰ると、自分の仕事がどんなに大変か、その難しさを家族にこぼしていたといいます。
これを聞いて育った子供があえて、イバラの道を進みたいと思うでしょうか?その後、この子供が親の会社を継いだかどうかは想像に難くありません。
また、「親子だとなんだか照れくさい」と家庭では仕事の話を一切しない経営者もいるそうです。
しかし、自分が後継者にしたいと思う子供がいるのなら、経営について一緒に考える場をつくることをおすすめします。できるだけ早い方がいいと思います。
以前、ある会社でコンサルティングの最中に、私の目の前で、親子である会長と社長が口論になったことがあります。
些細なことがきっかけだったと記憶していますが、本人にしてみれば長年積もりに積もった感情がそうさせています。
第三者の私からがいる前でも、お互いに自分の考えを譲りません。これなどは典型的な例です。
いくつかのケースを客観的な立場で見ていると、うわべでなく、経営について一緒に考える場が必要だったのだと思います。
それでは、経営者は後継者に対して何を考え、伝えればいいのでしょうか?知識も大事、知恵も大事です。しかし、何よりも大事な経営者が伝えるべきは、情熱ではないでしょうか?
事務手続きが完了して、表面上の事業承継の手続きは整っても、経営者の生きざま、使命感が伝わらなければ、事業承継は完了したことになりません。
この場で伝えられた想いは、後継者が正式に経営者となった時に、組織を率いてリーダーシップを発揮する精神的支柱になります。
後 継者への事業承継を考える際に大切なことがあります。
それは現在の事業を繁盛させることです。
顧客が行列をなす、何かあの店(会社)に行くと賑わいや活気が感じられる、元気になる、楽しい、そして結果として儲かっている・・。
こうした事業を行っていれば、経営者が子どもを説得する必要はないのです。説得しなければならないという時点で問題があると考えた方がいいでしょう。
そして最後に、後継者に対する十分な教育投資をしてあげてください。
ある会社では、創業社長が一代で会社を繁盛させました。
地元の名士として名を馳せたこの会社も、経理を担当していた奥様が亡くなって、息子に経営をバトンタッチした頃から雲行きが怪しくなってきます。
どんなに優秀な経営者も、いつまでもその立場でいることはできません。いつかは交替しなければならない時期がきます。
これは私が若手経営者のための勉強会を運営して感じることですが、二十代のうちから異業種間の若手経営者ネットワークの中で、勉強や交流体験を積んでいる会社は、事業承継もスムーズに行われています。
この場で得られた知識・経験は、将来、目の前に壁が立ちふさがった時など、壁を突破するために大いなる力を与えてくれるといっていいでしょう。
大場コンサルティングオフィス
中小企業診断士 大場 宣英
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私たちの生活に密着している「携帯電話」のシェア争いますます激しいものになり、それと共に高機能化が進んでいます。
最近、私も新しい機種に変えましたが、ワイシャツの胸ポケットに入れても違和感が少ないほど薄く、軽くなっています。通話意外にもテレビを見る、音楽を聴く、写真や動画も撮れるは当たり前。なんと写真を撮ると文字に変換してくれるOCR機能まで搭載されています。まさに時代の最先端を行く道具です。
時代の最先端を行く携帯電話を支えているのは創業100年以上の老舗企業の技術だということは知る人は少ないと思います。
・・等々。
新しさと古さのコラボレーションです。
著者の野村氏は元気な老舗企業には5つの共通項があるといいます。ポイントを整理してみましょう。
あなたの会社では、未来の世代に引き継いでいく「企業のDNA」とは何か明確になっているでしょうか?

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